3日目
ガルフの意見により、今日は森で夜を明かすことになった。今、私は火の番をしながらこの日記を書いている。灯りがあるとはいえ、やはり眼鏡がないと読み書きに難儀する。私としたことが、つい部屋に忘れてきてしまったらしい。困った。
かつてのあの遺跡のように、この島にも人外の化け物が多く出るとは聞いていたが、今日出会った人面の草はそれは異様なものだった。私とて、薬草の知識はそれなりにあるつもりだ。それでもあのような草は未だかつて目にしたことがない(リゾットに使った野菜の正体はこれだった。意外にも食用に適している。毒性なし)
この交戦により、ステラが浅くない傷を負ってしまった。私の怠慢のせいだとガルフは責めるが、心外である。
!memorandum!
・ガルフの親友 魔術師
捜索希望とのこと。
リキュルト・リングレット。懐かしい顔だった。とても
「……」
「どうなっている……?」
!memorandum!
・リキュルト
昔のまま。人が変わったよう。謎。