38日目
この島に来てからというもの夢見が悪い。すでに覚えていないが、昨日は特にひどい悪夢を見た気がする。私自身が思っているよりも疲れが溜まっているのだろうか。まさかこれがマナによるものだとは考えたくはない。
手に入れた宝玉は五つ。残るは二つ。
「……」
「……王女」
08 20 *2010 | 探索日記
38日目
この島に来てからというもの夢見が悪い。すでに覚えていないが、昨日は特にひどい悪夢を見た気がする。私自身が思っているよりも疲れが溜まっているのだろうか。まさかこれがマナによるものだとは考えたくはない。
手に入れた宝玉は五つ。残るは二つ。
「……」
「……王女」
07 29 *2010 | 探索日記
「私だ」
「そちらはどうだね? ……ふむ、そうか。ならいい」
「ああ、順調……とはいかないが、成果はそれなりといったところか。
うん? ははは、そうだな。魅力的な女性ばかりで目移りしてしまうよ。
何年ぶりかに懐かしい顔にも会った。……君は知らないか。
……ところで、本題だが」
「蜻蛉の準備を頼みたい。二匹だ」
「なにを言っている? つまらない心配はしなくていい」
「いや、まだだ。そのときが来たら私から連絡する。それまでは待機しているように」
「……そうだ」
「できれば使うことなく終わってくれることを願うよ」
「用件は以上だ。早急に進めてくれ。頼んだよ」
「……ふう」
「……さて、一眠りするか」