03 19 *2010 | 探索日記
20日目
ひどい目に遭った。イソトマは
(ページは泥で汚れている。ここから先にはなにも書かれていない)
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19日目
蛾の鱗粉で上着が汚れてしまった。取れない。王女の元へ戻るまでこのままかと思うと気が滅入る。
各所に点在する兵士、島の獣、それとマナの件も含めて考えると、早急な装備の強化が求められる。王女に荷を持たせなかったことを少々失敗に思うが、今となっては仕方がない。どのみち、銃を使いそうな者はガルフくらいだろう。 彼は「己の役割をこなせるように」と言っていた。それならば私は弓の調整に専念することとしよう。
!memorandum!・ボルトの改良ヘッド ブレード 魔石触媒 ←伝導率向上?
18日目
市に足を運んだのは、この島に来て何度目だっただろうか。差し当たって必要なものもなく、食材の確保と弓の調整だけで私の用は済んでしまった。
八日間に渡る催しが今日でようやく終わった。周りの者は闘技大会と言っていたが、やはりこれも招待状の送り主が考えたものなのだろうか。一体なんのメリットがあるというのか。死者が出ていないことから、人数を減らす目的ではないのだろう。娯楽と考えるのが妥当であるが、もし事実だとすれば非常に不愉快だ。